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オフィスの節電の主役LED照明について

最終更新日 2024年4月11日

LED照明を導入するオフィスが増えています。

導入の最大のメリットは省エネ性能の実現で、蛍光灯に比較すると消費電力を50%~20%程度の削減を期待できます。

オフィスで使われる全電力のうち約24%が照明であることから、かなりの節約になります。

夏にはクールビズ、冬にはウォームビズが求められる中でオフィスでも、年々節電志向が高まっており、導入を検討するオフィスが増えているのです。

LEDの省エネ以外の特徴として最大4万時間も使用できる圧倒的な長寿命、低い発熱性、光に含まれる紫外線が少ないなどがあります。

長寿命や低い発熱性は、交換に伴う費用や、オフィスで使用する全電力のうち48%を占める空調費のコスト削減にも貢献します。

あまり知られていませんが、紫外線が少ないことで虫の寄り付きが少なくなり、照明に虫が集ったり、死骸が溜まっているといったことが少なくなるので、清掃の手間も省いていくれます。

いいこと付く目に見えるLEDのデメリットとして、輝度が高く照度が低いという点があります。

LEDは輝度が強いため、照明にすると眩しいぐらいの明るさになりますが、光の広さが少ないので影が生まれやすく、明るい場所と影のある場所の差が激しいといった点が指摘できます。

特に注意したいのがブルーライトです。

蛍光灯には紫外線が含まれていますが、LEDにはブルーライトが多く含まれています。

ブルーライトは、可視光線の中で強いエネルギーを持つ波長を持っており、人の目の硬膜に届くため、LED照明がある場所は、眩しく感じるのです。

また、人によっては目に痛みを感じたり、目がしょぼしょぼするといった感覚を伴うことから、照明として導入するにはしっかりとした検討が必要になります。

LED照明を導入したオフィスでは、会議室などでLED照明を導入し、明るさや仕事のしやすさ、実際の節電効果や寿命などを確認してから、本格的な導入を検討されることがほとんどです。

引用:ステージライト LED