ホーム > 業界新着情報 > 最新情報 > 介護記録は全て1冊のノートに
介護記録の書き方を学ぶセミナーが11月30日、都内で開催され、株式会社ねこの手代表取締役で介護福祉士の伊藤亜記氏が登壇した。同セミナーには約35名の介護関係者が参加し、熱心に耳を傾けメモをとっていた。「介護は大変ですね」というのは確かに暗示なのかもしれません。大変だぁ、大変だぁ、と言われているので働く前からそう思ってしまっているんですね。
伊藤氏は冒頭で、テレビ番組に出演した際、出演者に「介護は大変ですね」と言われたことから、介護は大変なことではなく、みんなが介護は大変と言うので暗示 にかかってしまっているだけと説明。介護に良い印象を持ってもらうためには、介護に携わる自分たちが頑張らなければならないと述べた。
次に、介護記録が大切な理由について、リスク防止、情報の提供、伝達、共有などを挙げ、利用者1人に対して1冊のノートを使用することを提案。訪問介護、 通所などのサービス提供者や家族が、色の違うペンを使用するなどして全て1冊のノートに記録することで、ケアマネジャーも情報を共有でき、介護記録がコ ミュニケーションツールになると解説した。こういった情報を1冊にまとめることは大切ですよね。いろいろなノートに情報があるとAさんは確認したけど、Bさんは確認していない、ということが起こりそうです。
記録を書く際のポイントとしては、「誰(who)が、いつ(when)、どこで(where)、何を(what)、なぜ(why)、どうしたか (how)」を明確に記入することが大切だと述べ、誰が読んでもイメージがわくよう具体的に書くことなどをアドバイスした。そのほか、介護記録を読む際に は、「いつ(when)、どこで(where)、何を(what)、自分だったら(I)、どうされたいか(how)」を読み取り、利用者の立場に立った介 護を考えることで、質の高い介護の提供につながるとした。この5W1Hが中々出来ません。文章内にあるように誰が読んでもわかるようにするためにも意識する必要がありますね。
また、伊藤氏は介護記録の保存期間について、デイサービスの送迎車の事故や介護職員による事故、犯罪などに触れた上で、通常は2年と言われているが、訴訟の可能性を考え、自分の身を守るためにも5年は保存してほしいと参加者に呼びかけた。
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介護記録は全て1冊のノートに――ねこの手セミナーリポート
最終アクセス日:2009年12月1日
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