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障害者の本音、ブログで発信 神戸の男性

障害者への理解をブログで訴える佐藤栄男さん=神戸市兵庫区駅前通3
「プロの障害者」で大の阪神タイガースファンを自認する脳性まひの男性が開設したブログが人気を呼んでいる。阪神タイガースの戦評を中心に、ときどき将来の夢や障害者に無理解な社会への怒りをにじませる。「必死で生きている障害者がいることを知ってほしい」と、わずかに動く左手の中指で毎日更新している。
神戸市兵庫区駅前通3、佐藤栄男(しげお)さん(34)は重度の脳性まひ。口と指の一部は動くが、食事やトイレなど生活全般でヘルパーの支援を受け、一人暮らしをしている。
阪神・淡路大震災が佐藤さんの人生を変えた。避難所になった養護学校で、同世代のボランティアと将来の夢を語り合っているとき「僕だけ夢がなかったんや」。
以来、試行錯誤を重ね「僕は生まれたときから自分の体や社会と戦ってきたプロの障害者。僕にしかできないことがある」と思い至った。今は障害者の就労支援をする特定非営利活動法人(NPO法人)のスタッフとなり、障害者と健常者がともに働く会社を設立するのが夢だ。
そのスタートとして今年3月、インターネット上に「見てや!シゲちゃんブログ」(http://ameblo.jp/shige2-tiger/)を開設した。
阪神タイガースの試合は欠かさず見るほどの野球好き。配球や走塁について"通"なコメントを書きつつ、自分の生い立ちや思いを紹介。4月、親の介護を苦に女性タレントが自殺したときは「介護を苦しいと受け止め、自殺者に同情するだけの社会でいいのか」と書き込んだ。
当初はまったく反応がなかったが、最近は毎日200件前後のアクセスがある。「本当のノーマライゼーションが実現するといいね」とコメントが届き、福祉問題で議論が深まることもある。
佐藤さんは「障害者に同情するだけでは何も変わらない。ブログを通じて社会を変える仲間を増やしたい」と話す。
著者名/The Kobe Shimbun 障害者の本音、ブログで発信 神戸の男性
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002054678.shtml
最終アクセス2009年6月25日
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