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まさかの時は冷蔵庫、独居高齢者に安心セット
09/12/14 【最新情報

「この箱は何かに使えそうだから、とっておこう」とか「この薬は何かの役に立つに違いない」と思いながら、「いざ!という時に見つからない!」という経験はありませんか?

今回、ご紹介するのはそんな経験を考慮し、地域ごとで考えられた救急キットです。

簡単で、どの地域でも実施出来るものであり、個人での実施ではなく地域帯で実施をしているところに意味があります。各地域でも取り入れられてみてはいかがでしょうか。

 

まさかの時は冷蔵庫、独居高齢者に安心セット

 病気で倒れた時に迅速な救命活動につなげようという北九州市若松区の「若松あんしん情報セット」が、一人暮らしのお年寄りや病弱な人の不安を和らげている。

 九州では初めての試みで、保管場所が分かるように「セットは必ず冷蔵庫に収納して」と取り決めておりユニークさが注目されている。

 「これがあれば安心」。同区小石本村町の土橋シヅ子さん(84)が、自宅の冷蔵庫を開けて見せてくれた。牛乳瓶などと一緒にカッパのイラストが入った円筒形(高さ18センチ、直径8センチ)の容器が「あんしん情報セット」。黄色の用紙1枚に、本人の名前、生年月日、血液型、かかりつけ医や緊急連絡先、服用中の薬や持病などが書き込まれている。

 同区役所まちづくり推進課の伊藤正幸さん(47)によると、4年前にも同じような狙いで緊急連絡先を書き込むシートを主に高齢者向けに配った。しかし、どこにいったのか分からなくなることが多かった。

 容器は同区や医師会などで作る「若松あんしんネットワーク」が今年2月に製作。今月までに1800個を無料で配り、反省を生かして「必ず冷蔵庫に」と決めた。お年寄りだけでなく、身寄りのない人の家にも届けている。

 配布した家には、玄関に「若松あんしんネットワーク」と書いたシールを張って目印にしている。住民に異変があった場合、通報者は冷蔵庫から容器を取り出し、書かれた情報を救急隊員にいち早く伝える。

 入院中の夫(92)を毎日訪ねる土橋さんは「介護疲れで私もいつ倒れるか分からない。万が一の時、これが役立ってくれるはずです」とカッパの容器を手にほほ笑んだ。(写真・文 江口聡子)

出典:Copyright © The Yomiuri Shimbun.まさかの時は冷蔵庫、独居高齢者に安心セット

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091212-OYT1T00712.htm

最終アクセス日:2009年12月14日

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