大都会、東京で少しずつ、少しずつ、バリアフリーが進んでいる街があります。
点字ブロックを作ったり、手すりを強固なものにしたり。
もちろん、高齢者、障害者の方たちだけではなく、バリアフリー化を進める事で出てくる障害にも対応しているそう。
街の人々との協力があってこその街づくりです。
私たちも見習える部分は多いのではないでしょうか。
三軒茶屋駅前 一歩一歩バリアフリー
点字ブロック、波形手すり
世田谷区の三軒茶屋駅前で、高齢者や障害のある人に優しい街づくりが進んでいる。2006年以降、住民や行政が協力し、車いすでも渡りやすい横断歩道や駅のエレベーターなどの設置を進めてきた。駅前は商業ビルの密集地域で人通りも多く、新しい施設の設置は困難な部分もあったが、障害者なども参加して話し合い、課題を一つずつ克服していったという。駅前はどのように変わったのか、計画に携わった視覚障害者、大竹博さん(46)(同区梅丘)と歩いた。(小泉朋子)
19日午後4時過ぎ。駅前の「キャロットタワー」から世田谷通りを渡る横断歩道は、買い物客や自転車などで込み合っていた。横断歩道には、視覚障害者が車道にはみ出さないよう、中央部分に点字ブロックが敷かれた。注意深く渡った大竹さんは「真ん中にブロックがあるので渡りやすい」と話した。
この横断歩道から約100メートル東の三軒茶屋交差点には、国道246号を渡ることが出来る点字ブロック付きの新たな横断歩道の整備が進んでおり、3月上旬に完成予定だ。
これまで同国道を渡るには、既存の二つの横断歩道を通るか、駅から約400メートル東の歩道橋へ回る必要があった。しかし、二つの横断歩道を渡るのは障害者に難しく、大竹さんも「人と自転車が多く、1人では怖い」と話した。また、歩道橋はエレベーターがなく、車いすの利用はできない。
新たな横断歩道は段差がなく、渡りきれない場合の待避スペースを途中に設ける。大竹さんは「駅前から直接反対側に渡ることができて便利だ」と言う。
一方、歩道橋にも、杖(つえ)を使う人が片手でしっかりと握りやすいように波形の手すりが設けられた。大竹さんは、「普通の手すりに比べて体重をかけてしっかりと握ることができる。ずいぶん安心感が増した」と話した。
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これらの対策はバリアフリーを推進する法制度の整備を受け、行政、商店街、障害者のグループ、東急電鉄などが06年から議論を進めてきた。最も議論になったのが、三軒茶屋交差点の新たな横断歩道。首都高の出入り口に近く、交通量も多いため、住民らから「交通渋滞や事故の原因になるのでは」と反対の声があがった。
太子堂連合町会長の加納好昭さん(75)は、「便利になるのはいいことだが、渋滞の緩和など周辺の環境にも配慮してほしい」と言う。世田谷署はこうした指摘を受け、横断歩道の完成後しばらく警察官を配置して交通の誘導などをする方針だ。
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今後は、歩道の放置自転車を減らす取り組みなどが目標になるという。また、横断歩道の使いやすさなどについて障害者や高齢者などが検証し、改良を重ねることも検討するという。
今回、大竹さんと歩いている最中には、スピードを落とさずに後ろから近づく自転車にひやりとする場面も。路上に置かれた看板や放置自転車につまずきそうになることもあった。大竹さんは、「ハードの整備も大切だが、交通マナーなどソフト面の対策を考えることも大切です」と話した。
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三軒茶屋駅前 一歩一歩バリアフリー
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最終アクセス日:2010年2月23日