ホーム > 業界新着情報 > 最新情報 > 点字ブロック発祥の記念碑
少し雑学的な記事を見つけたので、ご紹介します。
点字の発祥が日本だという事を知っている方はどれくらいいるでしょうか。
岡山県が発祥の地であり、その後、東京、アジア、欧米と広がっていったそうです。
福祉があまり進んでいないといわれている日本ですが、意外なところから世界へ羽ばたいた福祉との関わりを知ることができました。
視覚障害者にやさしいまちづくり、これからも――。1967年3月18日に岡山市中区原尾島の国道250号・原尾島交差点の横断歩道に、世界で初めて点字ブロックが敷設されたことを記念し、社会福祉法人・県視覚障害者協会(柴田富夫会長)などの実行委員会が同交差点脇に「点字ブロック発祥の地」をアピールするモニュメントを建設している。実行委は「市民に視覚障害者への理解を深めてもらい、点字ブロックへの配慮を世界一に高めたい」との願いを込め、最初の敷設から43年となる今月18日に除幕する。(尾崎晃之)
点字ブロックは、61年頃、岡山市の発明家・三宅精一さん(1926~82)が、交差点で危険な目に遭っていた視覚障害者の姿を見て、安全に歩行できる対策について構想を練った。当時の社会福祉法人・日本ライトハウスの岩橋英行理事長(1925~84)と出会って意見交換。ブロックを足で踏むことによって、横断歩道があることを分かってもらおうと、表面に突起物を並べる形態を研究し、試作を繰り返した。
三宅さんは旧建設省と交渉。設置の同意を得て、67年3月18日、近くにある県立岡山盲学校の生徒が登下校で渡る原尾島交差点の横断歩道に計230枚が敷設され、渡り初め式が開かれた。
その後、徐々に有効性が評価されるようになり、70年代に東京都が採用。さらに国内の道路や駅などでも使われ、欧米やアジア諸国にも広まった。第1号はコンクリートの灰色だったが、現在は目立つよう主な色が黄に変わった。表面の突起を大きくする改良も加えられた。
こうした事実を広く知ってもらい、後世に伝えようと、同盲学校の元教頭・竹内昌彦さん(65)が呼びかけたところ、同校や県内の福祉関係者、地元住民らの間で昨年春からモニュメント設置の機運が高まった。竹内さんが委員長を務める実行委で準備を進め、寄付を募るなどしてきた。総事業費は約430万円。
モニュメントは、同交差点脇の緑地帯に囲まれた公有地に設置。67年当時の点字ブロックを埋め込んだ記念碑(高さ1・2メートル)や説明板などで構成している。除幕式は18日午後3時から。実行委のメンバーや同校の生徒ら約100人が出席し、完成を祝う。
柴田会長は「視覚障害への理解を始め、広く障害者福祉の向上を訴え、モニュメントを郷土・岡山の歴史的価値を発信する場にしたい。事業を通じ、点字ブロックを遮る自転車の駐輪をなくしたい」と話している。
著者名:Copyright © The Yomiuri Shimbun. 点字ブロック発祥の記念碑
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20100308-OYT8T01181.htm
最終アクセス日:2010年3月9日
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