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後期高齢者医療制度への新しい対応策として、健康保険組合並びに共済組合への負担増を政府が成立させました。
協会けんぽへの負担があまりにも大きく、その負担を財政的に余裕のある組合で賄う、というものです。もちろん、大企業などの反対は強く、成立したとはいえども、変更の可能性は大きくあります。
消費税などの増減を行わない、と謌う一方で、一部の人への負担が増えていくこの様な対応策には疑問の声も多く聞こえます。
全ての人が納得することは難しいとはいえ、平等さも備えた政策でないと、国民の信用はますます落ちてしまうのではないでしょうか。
改正健保法成立、健保6割強が負担増
改正健康保険関連法が12日、成立した。中小企業の会社員らが加入する協会けんぽの財政難を助けるため、7月から大企業の会社員らが加入する健康保険組合/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5EAE6E4E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXと公務員などの共済組合に負担増を求める。全国の健保組合のうち6割強が負担増になる見通し。だが健保と共済に「肩代わり」を求めることには批判も強い。高齢化社会に対応した制度の再設計を急ぐ必要がある。
財政に比較的ゆとりのある健保と共済の負担を増やし、協会けんぽの財政負担を減らすことが法改正の狙いだ。協会けんぽは景気低迷に伴う保険料収入の減少などで2009年度は約6000億円の赤字見通し。
具体的には75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度への被用者保険の支援金(3兆6000億円)の算定方法を変える。現在は健保、共済、協会けんぽが加入者数に応じて負担しており、加入者数が最大の協会けんぽ(3470万人)が1兆6600億円(47%)を負担している。
これを支援金総額の3分の1に当たる1兆2000億円について、加入者の年収に比例して負担する仕組みに変える。協会けんぽより健保と共済の方が年収水準は高く、結果的に多くの支援金の拠出を迫られる。
10年度は改正法が施行される7月から8カ月分の適用となり、健保と共済はそれぞれ330億円、230億円の負担が増える。11年度からはそれぞれ500億円、350億円を負担する。一方で協会けんぽの負担は850億円減る。
協会けんぽへの国庫補助率を13%から16.4%に上げる内容も改正法に盛り込まれた。国は協会けんぽへは10年度に610億円、11年度には920億円の公費(税金)を投入する。
厚生労働省は1478組合ある健保のうち、6割強の922で負担増になると試算。年収の低い556の組合では負担は逆に減る見込み。
協会けんぽの救済策は10年度から3年間適用する。厚労省は13年度から後期高齢者医療制度を廃止した後の新しい高齢者医療制度に移行する方針だ。
大企業の健保組合の運営に与える影響は大きい。たとえばある大手家電メーカーの組合は10年度に約5億円の負担増になると試算する。日産自動車やNECなど352組合は保険料率を引き上げる見通し。事業主、加入者ともに負担増になる。
「協会けんぽへの助成は国が負担すべきだ」などと法案成立に反対運動してきた健康保険組合連合会の平井克彦会長は12日、「成立は遺憾」とのコメントを発表した。健保連によると、10年度の健保全体の予算は6600億円の赤字になる見通し。赤字は3期連続。法改正の影響で赤字幅はさらに膨らむとみられ、負担を肩代わりする余裕のないところが多い。
改正法には会社員に扶養されていた75歳以上の保険料の軽減措置を続ける内容や、保険料の滞納世帯でも高校生以下には短期の被保険者証を交付し、医療機関の窓口で3割を負担して医療を受けられるようにする項目などが盛り込まれた。
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改正健保法成立、健保6割強が負担増
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最終アクセス日2010年5月13日
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