コミュニケーションの基本技術としてよく言われる言葉
「傾聴」。
ケアマネジャーの試験勉強をしたことがある方や、面接技術の研修を受けたことがある方はよくご存じかと思います。
また、ご利用者様やご家族、現場のヘルパーさんと話すときには、「傾聴」が大事だぞなんて言われたりすることもあるのではないでしょうか。
しかし、「傾聴」について説明してください、「傾聴」って何ですか?と言われると、「さぁ~~?」となりがちです。
今回はこの「傾聴」について2回に分けて考えてみたいと思います。
まず、辞書で「傾聴」を引いてみると、
耳を傾けて熱心に聞くこと。「~に値する意見」「~すべきお話し」(大辞泉)
と書かれています。
確かにその通りですが、実際にやってみるとどうでしょうか?
普通に話を聞いているよりも、何となく集中して話を聞いている感じがするだけで、何がどう変わったかはわかりにくいのではないでしょうか。
ここではコーチングで学ぶ傾聴についてお話しします。
傾聴には3つのレベルがあると言われています。
その一つ目が「内的傾聴」です。
これは意識が相手に向いているのではなく、自分に向いている状態です。
自分の考えていることや感情、体の状態などに意識がとられ、相手に意識を集中できない状態にあることです。
例えば、前日の飲み会でちょっと飲み過ぎて頭がボーッとしているとき、朝一番からご利用者様から何か相談を受けたとしても、中々話を聞くのは大変だと思います。
「あぁ、なんかダルいなぁ」とか「早く帰りたいなぁ」と言った自分の声が聞こえてきませんか?
そうです、自分の声に耳を傾けているのが「内的傾聴」の状態なのです。
ただ注意が必要なのは「内的傾聴」が悪い、と言っている訳ではありません。
こういう状態もあるのだな、と言うことを認識することが大切です。
人間誰でも自分の状態に耳を傾けるもの、とても重要な事です。
(その2につづく)
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