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【光本先生の解説】実業家に大切なこと

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最終更新日 2024年4月11日

「実業家になりたい」
「実業家として成功するためのコツは?」
「光本勇介さんの評判やプロフィールが知りたい」

会社で働いて月給を貰って生活するサラリーマンではなく、実業家は自分で資金を用意して商売を行い利益を出さなければなりません。
一番シンプルなのが仕入れを行い原価から利益を出すための価格にして販売することですが、その商品が世の中に知れ渡り過ぎていればライバルや先行の販売者が多いことになります。
その反対に知名度が少なければ、製品の長所をアピールして売り歩かなければならない苦労があり、とくに初期の立ち上げでは仕事をしなくてはいけませんし資金繰りも切迫しているのでとにかく資金を回転させて次のビジネスを生み出す必要があるのです。

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光本勇介さんが考える資金繰り問題

最初は手持ちの預金などで仕入れをしていても、もっと大きく稼ぐためにはお金が必要なことに気が付きます。
銀行や公庫などで理由や経済状況を話して融資をして貰うように頭を下げたり、親戚などや知人に保証人になってもらう場面もあるのです。
こうして他人を巻き込んだり借金をすることで、サラリーマン時代にはなかった大きな責任が背中に圧し掛かることになります。
失敗したら全て自分持ちになり、何年かかっても完済しなければ借金をした人や保証人になってくれた人に迷惑がかかってしまうのです。
実業家として事業に取り組むことで貴重な体験や経験も出来ますし、成功はお金だけではなく地位や名誉や達成感をもたらしてくれます。
困難が大きいほどにやりがいを感じたり、失敗しても落ち込んでばかりいないで解決策を実行に移すなど、フットワークが軽くて打たれ強く立ち上がる人は向いている要素が高いです。
才能が高いことに越したことはないものの、才能があってもガラスのハートではとても実業家などはやっていけません。

教えて光本さん!起業するなら事前準備が大切です

身近な存在になりつつあり証券会社の業務

成功のカギは行動力と打たれ強さ

有名な起業家は10回負けても11回目に勝てばそれで成功なのだと言い、実際に成功して億万長者になった人もいます。
成功のカギは行動力と打たれ強さなのです。
実業とは様々な解釈がありますが、生産や経済に直接的に作用することを事業の中核に置いていることで起業し、軌道に乗せてから様々な分野に拡大していく先行例が多くあります。
最初は小型の業務用品を作り成功の足掛かりにして、その後に一般市場をターゲットにして家電開発と販売で世界的なシェアを獲得して、大きな資金力を背景に公共事業などに参入するなどが事業の拡大例です。
最初は自転車の販売から始まり、自転車を改良してエンジンを付けてオートバイメーカーになり、やがて世界的な自動車メーカーまで発展した先達もおります。
やがて航空分野に進み、宇宙産業まで視野に入れて企業活動をしているのです。
だから最初の一歩は小さくても、夢があるのが起業することであり、そのためには折れない心と信念がなければきっとどこかで挫折してしまったり、従業員に冷や飯を食わせることになるのだから、偽りのない自分の夢と信念を持つことは重要になります。
なぜ起業するのかを自問自答して、それでも揺るがない意思があるのならば後は突き進むだけです。

大きなビジネスにするための3つのポイント

実際に自分のやりたいことがあっても、3つのポイントを通過していないと大きなビジネスになることは難しくなります。
まずは世の中に必要とされ役に立つこと、または今後潜在的なニーズがあることが重要です。
次に現在もニーズがあり参入する余地を持っている業界であること、そしてそうしたことを含めて収益化を実際に行えることが大切になります。
マーケティングとリサーチで市場動向を調査してみたり、無謀だと言われても世の中にない新しい製品であったりサービスの場合は勝機があると考えて構いません。
すでに市場が飽和していて参入しても利益の見込みが少なかったり、反社会的で世の中の迷惑になるようなことは長続きしないです。
これからの時代の一歩先を行くことで大きなビジネスチャンスをつかむことが出来ますが、そんな超能力のようなことは誰にも出来ません。
しかし世の中には数多くのヒントが転がっており、困っている人が居たり自分と同じように夢を持つ人が居たら、そのイマジネーションは次の時代を切り開くカギになるのです。
鳥を見て空を飛びたいと考えて実際に人間が有人飛行したのは、アメリカのライト兄弟が1903年に成し遂げた偉業になります。
人類が大空を飛び立ってからは、まだこれしか歴史がないのです。
空を飛びたいと考えた熱望は、熱気球は1700年代に発明されましたし、宇宙にロケットを飛ばしたのは20世紀になります。
ある日人々の思いがジグソーパズルのように技術と情熱と組み合わさり、飛躍してきたのが人類の歴史です。

まとめ

実業家はこうした夢を叶えるために、世の中のためになる新しいことを発明出来る可能性を持った人になります。
お金を稼ぐことだって立派な動機です。
ただそれだけではお金を稼いだ時に目標を喪失してしまいます。
大きな夢と信念を抱いて、ライト兄弟のように経済界の荒波を乗り越えることが出来ること、自分の日本の脚に力を溜めて跳躍出来ることこそが実業家の最大の魅力なのです。